僕が大学でロシア語を選んだ理由と、モスクワへ留学してみた感想

どうも、はっしぃ(@hassi1222)です。

僕は大学時代にロシア語を専攻していました。

もはやロシア語忘れすぎて、本当に専攻してたの?って感じですが。

ロシア語専攻だったため、ロシアの首都・モスクワへ留学も経験。

友人
そもそもなんでロシア語選んだの?モスクワって寒いの?

と初めて会った人によく聞かれるので、今日は僕がロシア語を選んだ理由とモスクワに行った感想を書いておきます。

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人と違うことがしたい!という単なる興味本意で外国語学部に

僕は高校生で受験に失敗し、浪人をしていました。

はっしぃ
浪人するんだし、受験する大学のレベル上げるか

と思い、日々勉強。

当然周りはすでに大学生。大学生って結構遊ぶんだなぁと思っていました。

大学案内を見ると、経済学部、文学部、教育学部が文系ではほとんど。

しかし、「外国語学部」というちょっと学部があることを発見。

はっしぃ
世界の人と友だちになれそう。そして他の人が行かなさそうだ!

という相当単純な理由で、ひとまず外国語学部を目指すことを決意。

英語もまずまず好きだったし、人と話すの好きだし、どことなく惹きつけられたのでしょう。

ロシア語を選んだのはBRICs&偏差値の兼ね合い、そして近さ

目指す大学・学部は決まっていたのですが、何の言語を学ぶかは全然決まっていませんでした。

ちょうどその時に流行していたのが「BRICs」という言葉。

経済発展していたブラジル・ロシア・インド・中国をまとめた総称ですね。

はっしぃ
経済伸びてるし、言語学んだら将来得じゃね?

とこれまた安易な考えで、4つに絞る。

しかし、中国語はもうすでに色んな大学で教えられ、注目している人が多かったので却下。

3カ国に絞られました。

そして、センター試験なるものを受けて、現実的に行けそうな学科を選択。

ロシア語と、ブラジルで話されているポルトガル語で悩んだが、

友人
はっしぃ白いし、ロシアっぽいよ

という友人の一言によってロシア語に決意。

あと、日本から近いから行きやすそうということも後押しする理由になりました。

文字から違うロシア語。文法もめちゃむずい!

無事に合格し、晴れて長崎から大阪へ。

ちょっと下調べはしていたのですが、ロシア語はローマ字ではなく、キリル文字。

関連記事:キリル文字-Wikipedia

まずは文字を覚えること・文字の発音を覚えるところからスタート。

また、入学後に気付いたのですが、ロシア語は大学にある24言語のうち、トップ3に入る難しさなのだとか。

なんて言語を選んでしまったんだと後悔。

英語と違って、格変化が多すぎて確かに難しかった!

でも、難しい言語に立ち向かって学ぶのは何だか楽しかったです。

とにかく喋れ!とにかく使え!で3年でロシア語検定3級に

授業は、中学〜高校で学んだ英語のように、教科書を見て、ひたすら文法や読解でなく、とにかく口を動かすことを重視。

・文法が多少間違ってても、とにかく話してみる
・生活のあらゆるものをロシア語にしてみる

最初はスパルタに感じましたが、言語の学び方としては「実際に使う」が一番早く習得できると感じました。

3年生になる頃には英検3級と同等の、ロシア語検定3級を取れました。

言語を学ぶ人は「聞く・話す」を重視してやってみてください

人生で初めての海外!3年の秋からモスクワへ

はっしぃ
ロシア語選んだし、留学しとくか!

と軽い気持ちで、文部科学省がやっている交換留学制度にエントリー。

外国語学部に属する人の半分以上は休学して、どこかしら留学行くので、一年卒業が遅くなることに恐怖は全くなし

一応、試験もあったのですが、、、

試験官
「バス」ってロシア語で?
はっしぃ
Автобусですね

ぐらいなレベル感。

誰も行きたがる人いないし、倍率も低い。あっけなく合格でした。

学費は全て免除で、渡航費と寮費・生活費のみでロシア行きが決まりました

希望が通らず「ロシア民族友好大学」へ。スパイ養成学校だったとか

行きたい大学は希望が出せるため、モスクワの「プーシキン大学」、第2の都市にある「サンクトペテルブルグ大学」に希望を。

しかし、なぜか割り振りは名前を聞いたこともない「ロシア民族友好大学」に。

はっしぃ
どんな大学やろうか。。。

と思って調べてみると…

 

参照:パトリス・ルムンバ名称民族友好大学-wikipedia

どうやら以前はテロリスト養成学校として有名だったらしく、現在は学生数2万人ほど。しかもその6000人ほどが外国人という。

僕が会っただけでも、30カ国ぐらいの人と会ったのではないかな。

ちなみに日本からこの学校に留学してきたのは同時期で3名だけ

見つけるのがとても困難でした。笑

寒さと暗さ、環境にメンタルをやられる

ロシアにいた時が、一番メンタルが弱っていたかもしれない。

適応力があると思っていたのですが、ロシアの寒さ・暗さ・環境にメンタルがやられてしまいました。

ロシアの寒さ

僕が行ったのが10月。

空港から降りると、すでに雪が舞っていました。

もちろん冬に向けてどんどん寒くなる。

一番寒かった日で、−28℃です。

ここまでくると、もう感覚はないです。むしろ−10℃以下からはもうない。

・雪が降っても解けずにどんどん溜まっていく
・外を走ると汗が凍るので危険
・帽子と耳あては必須

寒いというだけで、外に出るのもどんどん億劫になっていきました。

ロシアの暗さ

冬場になると、日照時間が極端に短いです。

だいたい、10時に明るくなる→15時に暗くなる

通学・帰り道は基本的に真っ暗です。

日光に当たらないと、どんどん気分が沈むというのは本当でした。

学校以外の日は、ずっとyoutube見ていましたね。笑

モスクワの環境

これは僕が通ったロシア民族友好大学のみに当てはまるかもしれません。

ロシア民族友好大学の寮の様子

用意された寮は2つ。

・新築の寮→年間20万円。個別の部屋あり、4人に1つのキッチン、ネットは繋がらない

・昔からの寮→年間2000円、1つの部屋に3人、30人に1つのキッチン、ネット繋がる

めっちゃ極端!!!!

はっしぃ
20万か2000円かって、すごいな。そして高い方ネット繋がらんのや。

と思い、安い方にしました。

同じ部屋には、ロシア人のセルゲイ君と、ウガンダ人のラミネ君。

どっちもめっちゃいい人でよかったです。

特にラミネ君にはリンゴもらったり、宗教の違いを話したり、「なんで日本の首相はすぐ辞めるんだ?覚えきれないよ!」と苦情をいただいたり、大変お世話になりました。

「はっしぃはいいやつだから、俺タバコ辞めるぜ!」と、なんか不思議なことを言う人でした。

他の部屋には中国人が多く、あとはちらほらロシア人、イラン人などもいたかな。

日本人というだけで、とても珍しがられました。

「お金持ってるはずなのに、なんでこんな大学に!?」と。

仲良くなったロシア人と一緒に飲んだウォッカとワインで、初めて吐きそうになったのはいい思い出。

ロシア民族友好大学の学校の様子

学校は寮の目の前の道路を挟んですぐ。徒歩2分です。

毎日これだけの移動なのがしんどかった原因かも。

朝は8時半〜夕方16時まで。

土曜も普通に学校なので、週1休ですね(時々サボってたけどw)

なぜか初心者向けコースで、文字から学び、初歩的な会話や文法をずっとやっていました。

はっしぃ
やべぇ、毎日座学ばかりで退屈すぎる

そう思って、モチベーションはだだ下がり。

学校では座学ばかり、寮では寒さと暗さで引きこもり。

はっしぃ
あれ、俺何しに来たんだっけ?

こう思う日々が多くなってきました。

半年でモスクワ脱出して、海外逃亡

2月にちょうど半期のテストがありました。

もちろん、成績はオールA。

そりゃあ初級編だからね。笑

成績書をもらって、「ここにずっといてはダメだな…」とふと感じ、気づいたら、旅行会社に行ってました。

はっしぃ
俺何しに来たかわからんし、将来も何したいかわからんわ。

と、いわゆる「自分探しの旅」に行こうと決意したのです。

今思うと、寒さと暗さと環境の厳しさから逃げ出したかっただけなんですね。

一人旅したら、日本帰っちゃおうとすでに思っていたので、貯金全部使う覚悟で飛び出しました。

ちなみにロシアから航空券が安かったのがエジプト。

暖かい地域でロシアから行く人も多く、本数も多いため安いのだとか。

確か6000円くらいで行けちゃいました。

 

モスクワに帰ったら、荷物がなくなっている

1ヶ月のバックパッカーを終えて、モスクワに戻ると、僕の布団と置いていた荷物は寮長の部屋に撤収されていました。

荷物取り行ったら、そりゃあもう怒られましたよね。笑

どうやら、学校に行っていない人は寮にいることができないのだとか。そりゃあそうだ。

こうして、僕はあえなくモスクワから帰国することに。

ちなみに帰国する際に使った空港は、1週間後にテロリストにより爆発されていました。

なかなかスリリングな国だったなぁ。

帰ってからは交換留学の担当の人にこっぴどく怒られました。

「自分の意思で途中から一人旅して、帰国させられた人は初めてだ!」と、最後はなんか褒められたような。。。勘違い?

海外は合う・合わないがある。ロシアは僕に合っていなかった

このロシア留学が初めての海外だったんですが、住む国・街には人それぞれ合う・合わないがあるんだろうなぁと初めて感じました。

他の人に話しを聞いていると、「あの適当な感じやちょっと暗い感じが好き!」とロシアにハマる人もいます。

そういう見方や感じ方もあるのか。

また、クラシック音楽やバレエ、芸術関係が好きな人も、ロシアは魅力的な国でしょう。

しかし、僕はロシアという国に合わなかった。

日本は住み慣れているし、ひとり旅で滞在したギリシャなんかもめっちゃ住みたいと思った。

今、「暖かい島に住みたい」と思っているのは、このような経験があるからかな。

全ての国・街は行ってみないと、合うかどうかわからないものです。

これから留学へ行く人へ・行っている人へ

僕は初めての海外がロシアで、しかも留学で、「合わない」という感覚を経験できて本当によかったと思っています。

留学は必ずしも語学を学ぶだけではない。

自分が留学場所で何を感じるか、どんなことを魅力に思い、違うなと感じるかを発見する絶好の機会

今でもあの時にロシアへ行って、留学の途中でひとり旅してよかったと心の底から思っています。

実際、そのあとの1ヶ月のバックパッカーのほうがめっちゃ刺激や学びが多いものでした。

行った国に居続けることだけが正解じゃない。

もちろん一人旅に出ることが正解でもない。

その場で勉強を続けるのもあり。

もし、あなたの中で「こうした方がいいんじゃないか?」という直感が働いたら、そちらを信じてみるのもあり。

「せっかく行ったのに!」と反対してくれる人が出てきます。しかし、その分応援してくれる人もいます。

あなたの留学が、あなたにとって一番楽しく、そして刺激や学びなることを願っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

福岡在住。グルメライター→結婚情報誌の制作→転職エージェントを経てフリーランスに。ライターやディレクターとして、どこにいても稼げる環境を構築中。社会人バスケチーム「ロジーナ」代表。福岡グルメを中心にフリーランスの働き方、ブログ運営について書いています。