どうも、はっしぃ(@hassi1222)です。
今日は大分・湯布院からほっこり…というか改めて考えさせられた仕組みを導入している「原っぱカフェ」というお店を紹介します。
もくじ
無農薬で作った野菜やお米でバイキングを楽しめる
営業時間が11:50〜16時と、ランチでの利用向きの原っぱカフェ。
バイキング形式で自分の好みのメニューを好きなだけ食べられるこちらでは、大分で作られた無農薬の野菜や合鴨農法で栽培されたお米などをたくさん使用。
比較的野菜を使ったメニューが多く、女性に喜ばれそうです。
しかし、このようなカフェなら他にもたくさんありそう。
どこで差別化を図っているのでしょうか?
価格は「お客の満足度」でお客自身が決める
そう、この原っぱカフェでは、お客自身で払うべき価格を決めるのです。
このシステムに初めて利用する人は困惑するそう。
そうですよね、世の中のだいたいのものは「決まった金額に対して、支払いをする」ので、提供側があらかじめ価格を決めています。
そのため、自分で物やサービスの値段を決めることがほとんどないのです。
このシステムを導入すると、同じ量・同じメニューを食べても満足度は異なり、支払われる価格は変わってきます。
「食材が野菜ばかりで嫌だった」といって小銭のみで払う人もいれば、「食材が野菜ばかりで健康そう」といって5000円払う人がいても不思議じゃありません。いろんな価値観や好みがあるので。
自分で価格を決める=お金の行き先をイメージできる
机にはこんな注意書きが置かれていました。
考えるべきは「自分の満足度(量・質)」と「自分の経済状態」という自分軸はもちろん、「このお店の賃貸代・土地代」や「従業員への給料(単身者も家族世帯もいそう)」、「農家に支払う食材の価格」などお店側への視点を踏まえて、支払うべき価格を考えなければいけません。
僕も自分で価格を決めようと思いましたが、なかなか決めきれず、「ランチ代にありがち!」と感じた千円を払って終わりました。
残念すぎる。そこで反省しました。
提供側が価格設定するのは「当たり前じゃなくなる」
このモデルを採用するのはとても勇気がいっただろうなと感じました。
お客みんなが「え、自分で決めていいの?じゃあ10円でww」と払ってしまうと、経営できなくなってしまいます。この恐怖感はとんでもなさそう…!
しかし、反対に「料理云々より、このお店のコンセプトに共感したから!」と高額払う人も出てきそうです。
僕は勝手に「お客が価格を決める」仕組みは広がっていくだろうなと思っています。
いや、僕が運営するバスケットチーム「ロジーナ」では現在、参加費1人1回300円を徴収していますが、「参加者が参加費を決める制度」を導入する予定です。というか、します。
それは「みんなが好きな場所はみんなで守ることができる」と信用しているから。
あとは「好き」って思える場所(価値)を作れるかどうかなので。
信用や価値はお金に表れますよ
お金というのは、貨幣や紙幣の形をしていますが、基本的に「人と人の信用が生み出すもの」だと僕は考えています。「クレジットカード」が意味するように。
お客として原っぱカフェを利用した僕は「価格ははっしぃさんが決めて!(※信用しているから)」という目に見えないボールを投げられた気がしました。
結果、このお店があることに「価値」を感じた僕は千円を払いました。
この信用と価値の交換が「お金」を動かす原動力だと感じています。
信用されたり、価値を生み出せる人に、お金はどんどん寄ってきます。
お金持ちになりたい人は、人から信用される人間や価値を生み出せる人間になることが一番の近道ですね!
最後に最近読んでいる本の紹介になります。ふわふわとしている「お金」という生き物について学びたい人はご一読くださいな。
・TEL:0977-84-2621
・営業時間: 11:50~15:00(15:00~16:00はカフェタイム)、18:00~21:00(L.o20:30)※夜はバイキングなし
・食べログ:https://tabelog.com/oita/A4402/A440201/44005653/