「何でもできる」は、「何にもできない」に等しい〜僕は昔から平凡だった〜

「模試の点数見ると…上げづらいな。」

僕が浪人していた時に、先生から言われた言葉です。

僕は昔から取り柄がなかった。

それは今も変わらず。特段秀でたものなんてありません。

「自分には特筆すべき才能がない」
「自分には飛び抜けてやりたいことがない」

そう思う人はぜひ読んでみてください。

成績がバランス型の浪人生

僕は、高校時代に大学受験に失敗。浪人することになりました。

選ばなければ大学は行けたような成績だったのですが、なんだか自分を曲げるのが嫌で、志望校にチャレンジ。案の定落ちちゃったわけです。

浪人時代になると、予備校に通うことに。

予備校では模試が毎週のようにあるのですが、そこで初めて自分には秀でたものがないことを知りました。

・国語→83点
・英語→88点
・数学→82点
・理科→80点
・社会→83点

いつもこのような点数ばかりを取っていました。

全体の平均点は60〜65点なので、成績的には上位。

しかし、こう見ると、強みもないし、弱みもない。

結果、「模試の点数見ると…上げづらいな。」という言葉をいただいたのです。笑

僕は文系だったのですが、文系なら、

・英語→90点
・数学→40点

とかの方が、弱点が明確で上げやすいのだとか。納得です。

ちなみに、僕自身平均的にいい点数は取っているものの、一度もどれかで100点を取ったことがありません。

僕のバランス型人生は浪人の時には構築されていたようです。

 

バスケのプレイもバランス型

僕とバスケしたことがある人も、このブログをちらほら見ていただいてると思います。

大学・社会人と、別に決まったポジションをしていないんです。

チームが一緒になった他の4人を見比べ、足りないところをやる。

こうしている間に、いつしか色んなポジションができるようになりました。

しかし、これも浪人時代の模試と同じ。

どれかがズバ抜けてできるわけじゃなく、全てをそこそこできます。

よくよく考えてみたら、バスケまでバランス型になっていました。

 

仕事もバランス型

これまで3社ほどサラリーマンしてきましたが、特段大きなミスや致命傷を負うことはありませんでした。

要領よくこなして、適度にいいお仕事をする。

辞め方もスムーズだったため、今もどの会社の人とも仲良くしています。たまに飲みに行くほど。

仕事でも、何か抜群の成果を残したこともなければ、めっちゃ振り切れて仕事に打ち込んだこともありません。

ハマろうと意識しても、他のこと・他の人に意識を取られ、なんだかハマらない。

結果、なんでもこなすような人になって、「自分って何ができるのだろう」とモヤモヤする時期が時折押しつけるようになりました。

 

人との接し方もバランス型

誰と接するかも、特段選ばない傾向にあります。

関西にいた時には巨匠と恐れられる写真家さんとなぜか二人で焼肉行ったり、飲みに行ったりしていました。

最近では、ロジーナに所属する高校生とスイパラも行きました。笑

年代・性別問わず、誰とでも仲良くなれます。

ただ、なぜか上から目線の人、遅刻が多かったり、自分の利益ばかりしか考えていない自分勝手な人とは、年代・世代問わず極力付き合わないようにしています。

そして、その距離の取り方も絶妙でバランスよくやっている。(はず)

 

「何でもできる」は「何にもできない」に等しい

これに気付いたのは就活していた大学4年生の頃かも。

面接官
あなたの強みは何ですか?
はっしぃ
わりと何でも適度にこなせることですかねぇ

結果、お祈りメール

みたいなスパイラルが何度か続きました。

「あぁそうか、何かめっちゃ尖った才能や特技がないと、この日本の就活ではダ通用しないのかも」とその時思いました。

・自分は「ほどよくこなせるが、秀でたものはない」
・「何でもできる」は「何にもできない」に等しい

就活を通じて、自分自身はっきり認めた瞬間でした。

 

最近、自己分析をしてみた

ブログを始めて1年。フリーランスになって3ヶ月。

このブログや自分の働き方をどうしよう。。。

そんなことを悶々と考えていながら、自分のことを知ろうと強み診断をしてみました。

1.ストレングス・ファインダー

人間の資質は大きく34に分かれているそう。

その34から自分に最も当てはまる資質(強み)を5つ判明させてくれるのが、このストレングス・ファインダー。

僕は以下の5つでした。

共感性についての簡単なまとめは

とのこと。

とにかく「人」のことをめっちゃ観察し、洞察し、気持ちを推し量るようなやつです。

気になる人は2000円ほどかかりますが、本を買ってやってみてください。

 

2.エニアグラム

「エニアグラム」というものも無料のものですが、やってみました。

結果はタイプ2の「献身家」。特徴は

こちらも、とにかく「人」ですね。

そして個性までズバッと当たっています。

気になる人はネットで、無料でできるのでやってみてください。

 

平凡で秀でたことがないなら、目の前の人を助けられるように

ふたつの強みや傾向診断をしてみて、思ったことは、

はっしぃ
あ、やっぱりか。。。

でした。

でも、第3者視点で、自分の傾向や今後の行動すべきことまで分析してくれたので、納得感はプラス。

おそらく僕みたいに「自分才能ないなぁ」と感じている人ってたくさんいると思います。

僕は今も、秀でたもの・夢ややりたいことは特段ないです。ザ・平凡な奴。

ただ、目の前の人や自分と親しい人、このブログの読者さんが悩んでいたら、やはり放っておけない。

自分自身の生き方・働き方も、このブログも、僕と近い人の困ったを解決できるようなものにしていきたい。

平凡で特筆すべき才能はないけれど、他人の気持ちを察する洞察力、そして親しい人たちのためにマルチに何でもこなす才能には自信があるよ!

僕と同じように、

「自分には特筆すべき才能がない」
「自分には飛び抜けてやりたいことがない」

と悩んでいる人は、

まずは目の前の人を助けることから。

そして自分自身の魅力や個性をしっかり認めてあげてください。

僕と同じで、よくよく考えれば、決して何もできないわけではないはず。

偶然このブログを読んだあなたの悩みは少しでもなくなれば幸いです。

読んでいただいてありがとうございます。それでは!

1件のコメント

あなたは平凡なのではなく、人一倍器用なのだと思います。周りを常に見れており、バランス感覚に優れているのかと思います。ものは言い様、捉え方次第ですね

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