就活で失敗したらどうなる?60社受けても内定が取れなかった僕の末路

「みんな内定取っているのに、自分だけ取れない…」
「就活がうまくいかなくて将来不安…」

この記事を読んでいる大学生で、将来に不安を感じている人もいるのではないのでしょうか?

どうも、はっしぃ(@hassi1222)です。

実は、僕も大学時代に就活をして、失敗しました。

しかし、受けても受けても届くのはお祈りメールばかり。

結局、卒業するまでに60社くらい受けました(もう最後らへんは数えていない)。

そんな就活を大失敗した僕ですが、今は元気に生活中。

今は好きなことで稼いでいるし、以前は転職で大企業に入ることもできました。

今日は就活に失敗した、その後が不安という方に対してアドバイスを送ります。

全ての人に当てはまるわけではないですが、「そんなやり方もあるのか」と思っていただければ幸いです。

 

大学3年の秋から就活スタート

僕が大学生の時は、就活のスタート時期も早く、学業への影響が取り上げられていました。

大学3年生の秋頃には「合同説明会」なるものが開始。

この時点で「やりたいこと」は特にない。

他の大学生同様に、知名度がある会社や企業を受けるか、というぐらい。

もちろん、こういう職種がやってみたい!という野望もなし。

名前が知れている企業+総合職というそれだけでどんどん受けていました。

受けていくうちに、自分は食品業界に行きたいのでは、と思いました。

ただ生活でよく目にするし、とっつきやかったというのが理由です。ザ・単純。

 

大学3年が終わる3月に東日本大震災が発生

志望動機も薄く、そもそも就活に対する意識もそんなに高くなかったため、エントリーシートを送ると、ただお祈りメールが返ってくるだけ。

もちろん、面接に進むことがありましたが、口が上手いわけではなかったので、どんどん落ちていきました。

就活が本格化するのは4月。どこか内定を取って安心したい

そんな気持ちが先走っていました。

しかし、そんな時起きたのが「東日本大震災」。

4月から面接を予定していた企業はこぞって、就活の解禁日を延期

自動的に僕も就活をおやすみすることになりました。

 

就活が延期に。4年の6月スタート

どこの企業も選考は6月からのスタートに。

それまでに、内定を取るにはどうしたらいいかをしっかり計画立てようと思っていました。

・やりたいことを見つける

でなく

・内定を取るにはどうするか

ですからね。

順番がちぐはぐ過ぎて、その時の僕をぶっ飛ばしてあげたい。笑

ちなみに、6月のスタートまで、特に自分の中で何かやりたいことが見つかることはなかったです。

とにかくいろんな企業へエントリーシートを提出し、面接に足を運んでいました。

その時すでに50社ぐらい受けましたが、もちろん内定はゼロ

気持ちも弱くなっていて、結構メンタルがやられていました。

 

内定取れずに、夏休みに突入

そのまま時は流れ、8月に。

周りは、内定を取って、スーツを脱ぐ人ばかり。

僕は就活を継続していましたが、気持ちは風前の灯。

夏休みに入るタイミングで、

はっしぃ
最後の夏休みだし、しっかりエンジョイしよう!そのうちやりたいこと見つかるっしょ!

と、就活を休止することを決意しました。

 

秋採用を受けるが、ピンとこず

内定辞退した分の枠を埋めるために、秋口にも採用をするのですが、ここで一応活動再開。

しかし、自分が何をしたいかわからず、気持ちはモヤモヤ。

書類が通過して、面接の案内が来ても、辞退したりしていました

その時、出会った本が糸井重里さんの「羊どろぼう」。

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就活で弱っていた気持ちに、糸井さんの紡ぐ言葉が染み渡りました。

はっしぃ
あ、自分もう少し自由でいいのかも

と、これまで慣習にとらわれて、就活していたことに気づくことができました。

この本は宝なので、今でも持っています。

 

自分の好きなことは?をヒントに職探し

はっしぃ
自分の好きなことってなんだろう?それを仕事にしたい

糸井さんの書かれた「羊どろぼう」をきっかけに、就活に対する感覚が少し変わりました。

就活のこと、ほとんど書かれていない本なのに、すごいな。。。

しかし、「自分って何をやりたいんだろう」と単に考えてもわかりません。

わかったら、就活もうまくいっていたはずです。

そんなことをグルグル・悶々と考えながら、部屋の本棚を見た瞬間、

はっしぃ
あ、オレ本が好きかも。自分を励ましてくれた糸井さんみたいな職業ってなんだ?

この時初めて自分自身「言葉」が好きなことに気づくことができました。

そして、調べると世の中には「ライター」という職種があることを知りました。

しかし、ライターを採用している会社はそう多くありません。

当時は、紙の本が減っていって、出版業界が傾いていた時期ですからね。

 

ライターに絞って就活を再開。もちろん現実は厳しい

時はすでに1月。

もうあと3ヶ月後には卒業という時期でした。

周りは卒業旅行に出かけているのに、自分は職探し。

ライターという職種に絞り、様々な求人サイトを見ていました。もうここまで来ると、新卒採用サイトだけじゃなく、転職サイトにも登録。

新卒でも応募OKの求人が結構あったので、うまく決まらない人は合わせて登録しておきましょう。(僕も実際に登録して求人検索しました)

 

新卒採用サイトと同様に、転職サイトも登録無料なので、もし就活に行き詰まった場合は登録しておくことをおすすめします。

 

バイトで編集プロダクションへ。その後社員登用

2月末日に神戸にある編集プロダクションがライターを、はたらいくで募集していたので、迷わず応募。

最初はアルバイトだが、契約社員→正社員への登用もありとの条件。

「私服でお越しください」とメールに書いていたので、ラフなパーカーで行ったのを覚えています。

・なぜライターを目指すのか
・就活の状況はどうなのか
・今後やりたいことは

など色々話しました。

結果は、合格。

あとで聞いたのですが、100人ほど応募があったが、私服で来たのは僕だけだったらしく、それが良かったとのこと。

あの時の喜びは忘れないだろうなぁ。

卒業式2週間前の出来事でした。

社会人になって気づきましたが、能力も人柄もわからないのに、いきなり正社員にするって、経営側からするとハイリスクなんです。

もちろん、働く側もやったことないのに「正社員」という理由で仕事をドンっと渡されて、不安に感じたり、鬱になることもあります。

それに比べて、バイトから入って、徐々に雇用形態を上げていくほうが経営者としても安心で、自分自身もやりやすい。

もし、行きたい会社ややりたいことがあれば、バイト→正社員という流れで入り込むと、入社できる確率はアップします。

 

正社員の肩書きよりも好きなこと。人生なんとかなる

年末年始_暇すぎる_ブログ

もちろん、周りの人は「大企業×正社員」でした。

しかし、僕は特に恥じることはなかったです。

だって、社会人=正社員じゃないから。

正社員でやりたくないことやるよりも、アルバイトでも好きなことでイキイキしている方が自分はいいなと思います

なので、過去の僕のように、内定を取れずに悩んでいる人がいたら、下記を心掛けてみてください。

・周りに流されて、むやみに企業を受けない
・自分のやりたいことは何?を考える
・やりたいことは、すでにやっている(僕の場合は本をたくさん読む)
・雇用形態を気にしない

最初、僕はバイトで始まり、その後正社員に。

そして転職して大企業で制作ディレクターになることができました。

今はさらに辞めてフリーランスとして活動しています。

それも「やりたいこと」に絞り、雇用形態を気にせずに突き進んだ結果。

これが悩みを持つ就活生全員に当てはまるとは思いませんが、少しでも参考にいただけたら幸いです。

これを読んでいるあなた自身の次なる道が見つかることを心から願っています。

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